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  帰ってから調べてみた。このような樹形を見せる松はアカマツの品種にあるらしい。図鑑(写真図鑑 「日本の樹木」1985年9月1日 山と渓谷社 刊)によると、これはタギョウショウ<多行松>と呼ばれている品種で、「[常緑低木]…枝の広がる角度が広いので、美しい倒円錐形の樹冠をつくる。…用途 庭木」とある。
  また、この仲間でウツクシマツ<美松>というのがあり、「[常緑低木〜高木]…根本近くから多くの幹をほうき状にだし、高さ7、8メートルになる。樹冠は傘型。…滋賀県甲賀郡甲西町の美松山に自生するものは天然記念物に指定されており、江戸時代から有名で…」と記載される。